ほんとのこととか作り事とかいろいろ書いています。
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きのうの続き。
が、いじめにかぎらず
「最近の人間が変」というはなし。
まえにFブログの方に書いたことがあるけど、
ゲーム機はヒトを変えた。
-すぐにリセットしちゃうこと
ゲームしてるとクリアが難しい部分や、思うような結果が出ない部分が出てくる。
ヒト相手のボードゲームやカードゲームだと「待った」をかけると嫌がられるので、負け感モリモリでもふてくされながら続行し、悔しさいっぱいで結果にたどり着いたり、奇跡の逆転で「おいら天才!」と勘違いしながら、半泣きだったのも忘れてエラソーにゴールしたりするのだが、ゲーム機の場合は違う。
次に進まずそこでポチっと終了し、その手前、もしくは最初からやり直し、「勝ち」の札をつかんだ時にだけ次に進む。
途中で失敗したら、最後までやる意味がないそうだ。
けっきょくいじめられたら死んじゃうっていうのも、それと同じ発想じゃないのかな。ここで味噌がついたからもうこの先を続けても仕方ない・・・って子ども達は思ってるんじゃないだろうか。
石原知事は「ファイティング精神を持て」とか言って逆に非難を受けてました。わたしは石原知事が何を言わんとしてるかはわかるけど、時代に即してないと同時に思う。今の世界、コンチクショウと思って底辺から這い上がるなんて夢の話に近い。とりあえず、学歴とかコネとか資金とかがなくちゃ這い上がるのは難しい。
石原知事の時代には「映らないTVは叩いて映せ」的な工夫は日常に普通に行われていたし、就職にしたって「コイツは今は全然だけど見所があるから使ってやろう」みたいな頑張りがいのある雇われ方もあったのだろうが、いまはヒトの行動全てがもっと事務的・マニュアル的になっている。映らないTVは修理なんて検討されることもなく買い換えられ、(修理を依頼しても、買った方がいいですよとすすめられたり)、就職も、センター試験ならぬSPIテストなるものが出現し、試験官の目でなくその点数で最終決定が下されたりもする。
あほくさ。人も見れない上司の元で働くなんてやだねー。(まあ、逆にいえばそういう能無しな上司しか既にいなくて、会社側としてはSPIに頼った方がマシなのかもしれない)
はっきり言って、ゲーム機とリモコンと平等教育に育てられた世代には、将来の夢なんて持てないのである。
がんばった先に何があるかも期待できない人たちにファイティング精神とか言っても「痛いだけだからいや」という返事しかかえってこない。
-手を動かすのはコントロールするためだけ
2~3日前に我が家で盛り上がった冗談。
発端は「コタツがあると」という話だったけど、面白い方向に進んだ。
我が家にはコタツがない。私が子どもの頃にはあったんだけど。
コタツのある家のヒトは誰でもご存知だろうが、コタツは魔物である。
先々週ののだめカンタービレにも退廃の巣窟のように登場していたとおり、アレがあるとみんな動かなくなる。
誰かが我慢しかねてトイレに立つと、全員からいまだとばかりに用事を言いつけられ、当分コタツに戻れなくなる。
我が家にはコタツはないが、最近似たような現象が起きている。
コタツに代わるアイテムは、HDD内臓DVDビデオだ。(これが我が家に現れた理由もFブログで書いたっけか。ヤマダ電機の来店ポイントの機械で大当たりして、ポイントをごっそりもらい、それを使って買ったのである)
このビデオ機の出現で、TVの前がいやに賑わうことになった。
あまりに便利なので、TVの録画を見るのが楽しくなってしまったのである。
これに慣れるとまず、録画でなくリアルタイムで見ている途中に、CMを飛ばしたくなる。そして、ビデオを見ている間はCMの間にトイレに行くとか、飲み物を取りに行くとか、そういうことが出来なくなるので、ついその辺にいるヒトを使いたくなる。
さらに、リモコンを握ってTVを観るのが普通になり、なんでもリモコンで済ませたくなってくる。
しまいに「お茶いれてよ(ぴ!)」「早くごはん作ってよ(ぴ!)」とか人に向けてやるんじゃないの?
と大笑いしてたのだが、これって冗談じゃ済まなくなってるんじゃないかな。
来月発売の任天堂のゲーム機・wiiは、面白そうな機械だなとわたしも思う。
画面中のキャラの動作をコントローラーのボタンではなく、コントローラーごと振りまわすことで操作するという新しい発想で、CMを見てても「へー♪こんなことも出来るんだ」と興味深い。
機動警察パトレイバーという近未来を舞台にしたマンガでは、巨大なロボットの中に人が入って、四肢を動かして戦闘ロボットやロボット型重機をリモコン操縦するのだが、このゲーム機をみていると、そんな未来が本当に来るような気がしてくる。
手でチャンネルを回し、ダイヤルで微調整をし、電子楽器もレバー操作でオリジナルな音色を作れた、人力と器用さがものを言う時代を経験している私と違って、今の20代以降はボタンとリモコンの世代だ。
そして、それは誰がやっても同じ操作が出来る。
これは、ファーストフードと同じだ。
マクドナルドのどの店でどんな注文の仕方をしても、また調理する人の料理の上手さにも関係なく、とにかく食べたいと言ってお金を出せばいつも人と同じ質のものを食べることが出来て、その質は飛びぬけて素晴らしくはないが、不満を訴えるほど悪くもない。
品名と、買う、買わないしかマクドナルドのメニューにはない。
だけど、何か食べたいときにマクドナルドを選ぶ人は圧倒的に多い。
節電型テーブルタップ(電気のたこ足配線するアレです)の1コ1コのソケット口にシーソーボタンが付いてる、そういう人生だよね。なんだか。
つまり、工夫とか、人より器用とか、丁寧な仕事とか、そういうものは今の世の中必要とされてなくて、ONとOFFしかないんだよね。
何をするにも。(だから子どもは、我慢なんていう中間点を知らないし、困ると自分のスイッチを切っちゃう)
その上、可哀想なことに、もはや快楽さえも自分のココロや肉体を使うことを拒み始めている。
(ここから先何行かはは18歳未満の方は読まないでね。成人で読みたい方だけ、マウスのボタンでドラッグして反転させて読んでほしい)
同人のCGサイトってご覧になった方いらっしゃるだろうか。
ネットの中にはいろんなエロイラストが吐いて掃いて捨てるほど展示されている。
昔の猫耳みたいなかわいいものじゃなくて、最近の流行は、ありえないほど巨大化した体の一部を持つ女の子や、幼女体型。そして彼女達を凌辱するのは男性の体ではなくて、機械や触手なのだ。
こういうのが流行っているのを見ると、女性に自然に触れることの出来ない男の子がいっぱいいたり、ダッチワイフ、いや、等身大フィギュアと添い寝して幸せを感じる男性がいるのも肯けてしまう。
お下品な表現で申し訳ないけれど→「女の子のケツにコントローラーを挿してヤッたほうがいい」と思う男の子が現れても、私は全然驚かない。
これからも人類は、この便利で・愚か者も人並みに物事がこなせて・努力なんて要らない不幸な道をたどって退化し麻痺し破滅の一途をたどっていくことになるのだろう。
周囲と同じ自分に安堵しながら。
が、いじめにかぎらず
「最近の人間が変」というはなし。
まえにFブログの方に書いたことがあるけど、
ゲーム機はヒトを変えた。
-すぐにリセットしちゃうこと
ゲームしてるとクリアが難しい部分や、思うような結果が出ない部分が出てくる。
ヒト相手のボードゲームやカードゲームだと「待った」をかけると嫌がられるので、負け感モリモリでもふてくされながら続行し、悔しさいっぱいで結果にたどり着いたり、奇跡の逆転で「おいら天才!」と勘違いしながら、半泣きだったのも忘れてエラソーにゴールしたりするのだが、ゲーム機の場合は違う。
次に進まずそこでポチっと終了し、その手前、もしくは最初からやり直し、「勝ち」の札をつかんだ時にだけ次に進む。
途中で失敗したら、最後までやる意味がないそうだ。
けっきょくいじめられたら死んじゃうっていうのも、それと同じ発想じゃないのかな。ここで味噌がついたからもうこの先を続けても仕方ない・・・って子ども達は思ってるんじゃないだろうか。
石原知事は「ファイティング精神を持て」とか言って逆に非難を受けてました。わたしは石原知事が何を言わんとしてるかはわかるけど、時代に即してないと同時に思う。今の世界、コンチクショウと思って底辺から這い上がるなんて夢の話に近い。とりあえず、学歴とかコネとか資金とかがなくちゃ這い上がるのは難しい。
石原知事の時代には「映らないTVは叩いて映せ」的な工夫は日常に普通に行われていたし、就職にしたって「コイツは今は全然だけど見所があるから使ってやろう」みたいな頑張りがいのある雇われ方もあったのだろうが、いまはヒトの行動全てがもっと事務的・マニュアル的になっている。映らないTVは修理なんて検討されることもなく買い換えられ、(修理を依頼しても、買った方がいいですよとすすめられたり)、就職も、センター試験ならぬSPIテストなるものが出現し、試験官の目でなくその点数で最終決定が下されたりもする。
あほくさ。人も見れない上司の元で働くなんてやだねー。(まあ、逆にいえばそういう能無しな上司しか既にいなくて、会社側としてはSPIに頼った方がマシなのかもしれない)
はっきり言って、ゲーム機とリモコンと平等教育に育てられた世代には、将来の夢なんて持てないのである。
がんばった先に何があるかも期待できない人たちにファイティング精神とか言っても「痛いだけだからいや」という返事しかかえってこない。
-手を動かすのはコントロールするためだけ
2~3日前に我が家で盛り上がった冗談。
発端は「コタツがあると」という話だったけど、面白い方向に進んだ。
我が家にはコタツがない。私が子どもの頃にはあったんだけど。
コタツのある家のヒトは誰でもご存知だろうが、コタツは魔物である。
先々週ののだめカンタービレにも退廃の巣窟のように登場していたとおり、アレがあるとみんな動かなくなる。
誰かが我慢しかねてトイレに立つと、全員からいまだとばかりに用事を言いつけられ、当分コタツに戻れなくなる。
我が家にはコタツはないが、最近似たような現象が起きている。
コタツに代わるアイテムは、HDD内臓DVDビデオだ。(これが我が家に現れた理由もFブログで書いたっけか。ヤマダ電機の来店ポイントの機械で大当たりして、ポイントをごっそりもらい、それを使って買ったのである)
このビデオ機の出現で、TVの前がいやに賑わうことになった。
あまりに便利なので、TVの録画を見るのが楽しくなってしまったのである。
これに慣れるとまず、録画でなくリアルタイムで見ている途中に、CMを飛ばしたくなる。そして、ビデオを見ている間はCMの間にトイレに行くとか、飲み物を取りに行くとか、そういうことが出来なくなるので、ついその辺にいるヒトを使いたくなる。
さらに、リモコンを握ってTVを観るのが普通になり、なんでもリモコンで済ませたくなってくる。
しまいに「お茶いれてよ(ぴ!)」「早くごはん作ってよ(ぴ!)」とか人に向けてやるんじゃないの?
と大笑いしてたのだが、これって冗談じゃ済まなくなってるんじゃないかな。
来月発売の任天堂のゲーム機・wiiは、面白そうな機械だなとわたしも思う。
画面中のキャラの動作をコントローラーのボタンではなく、コントローラーごと振りまわすことで操作するという新しい発想で、CMを見てても「へー♪こんなことも出来るんだ」と興味深い。
機動警察パトレイバーという近未来を舞台にしたマンガでは、巨大なロボットの中に人が入って、四肢を動かして戦闘ロボットやロボット型重機をリモコン操縦するのだが、このゲーム機をみていると、そんな未来が本当に来るような気がしてくる。
手でチャンネルを回し、ダイヤルで微調整をし、電子楽器もレバー操作でオリジナルな音色を作れた、人力と器用さがものを言う時代を経験している私と違って、今の20代以降はボタンとリモコンの世代だ。
そして、それは誰がやっても同じ操作が出来る。
これは、ファーストフードと同じだ。
マクドナルドのどの店でどんな注文の仕方をしても、また調理する人の料理の上手さにも関係なく、とにかく食べたいと言ってお金を出せばいつも人と同じ質のものを食べることが出来て、その質は飛びぬけて素晴らしくはないが、不満を訴えるほど悪くもない。
品名と、買う、買わないしかマクドナルドのメニューにはない。
だけど、何か食べたいときにマクドナルドを選ぶ人は圧倒的に多い。
節電型テーブルタップ(電気のたこ足配線するアレです)の1コ1コのソケット口にシーソーボタンが付いてる、そういう人生だよね。なんだか。
つまり、工夫とか、人より器用とか、丁寧な仕事とか、そういうものは今の世の中必要とされてなくて、ONとOFFしかないんだよね。
何をするにも。(だから子どもは、我慢なんていう中間点を知らないし、困ると自分のスイッチを切っちゃう)
その上、可哀想なことに、もはや快楽さえも自分のココロや肉体を使うことを拒み始めている。
(ここから先何行かはは18歳未満の方は読まないでね。成人で読みたい方だけ、マウスのボタンでドラッグして反転させて読んでほしい)
同人のCGサイトってご覧になった方いらっしゃるだろうか。
ネットの中にはいろんなエロイラストが
昔の猫耳みたいなかわいいものじゃなくて、最近の流行は、ありえないほど巨大化した体の一部を持つ女の子や、幼女体型。そして彼女達を凌辱するのは男性の体ではなくて、機械や触手なのだ。
こういうのが流行っているのを見ると、女性に自然に触れることの出来ない男の子がいっぱいいたり、ダッチワイフ、いや、等身大フィギュアと添い寝して幸せを感じる男性がいるのも肯けてしまう。
お下品な表現で申し訳ないけれど→「女の子のケツにコントローラーを挿してヤッたほうがいい」と思う男の子が現れても、私は全然驚かない。
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自己紹介:
■モノカキ志望だけどハジカキの方が多そうなこの人生の「言い訳」や「いいわけ?」。
■隠し事下さい。ちゃう。書く仕事下さい。
■リンクは勝手にバンバンしてください。気がついたら黙ってこちらからお伺いします。
URL:http://jura.blog.shinobi.jp/
サイト名:KINO.blog
でお願いします。
■「KINO.blog」と同一または類似の名称のサイトは山ほどあるみたいですが、ここからリンクしていないサイトはどちらさまも私とは無縁です。
■隠し事下さい。ちゃう。書く仕事下さい。
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