忍者ブログ
ほんとのこととか作り事とかいろいろ書いています。
[107]  [108]  [109]  [110]  [111]  [112]  [113
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

4月24日(月)の朝日新聞夕刊「文芸時評」(文芸評論家・加藤典洋さん執筆)は、大変うれしい記事だった。

冒頭で、近年の面白い小説家として、村上春樹と高橋源一郎が並べて挙げられているのだ。
わたしはキャーと叫びたくなるくらいうれしかった。
だって、そのふたりは、私が一番大好きな小説家として、いわば東西の横綱のように、あるいは東大寺南大門の阿吽の仁王像のように、私の頭の中にズシーンと鎮座している2人に間違いないからだ。

私の目もまんざらじゃないわね。。ウフフ。(自己満かよ

村上春樹はあまりに大作家になってしまって、いまや、私が良いよと言わなくても「あたりまえじゃん」な作品を書く人である。
そもそも私がこの人の作品と知り合ったのは、箱入りハードカバーのめちゃくちゃ分厚い本「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」だった。
その面白さに一撃でノックアウトされた私は、せっせと他の本も買い漁り、読みまくった。読み落としたら損をするかのように。
だけど、興奮していたのは私だけで、そのころはまだ村上春樹はブレイクしていなくて、
「なに読んでるの?」
「村上春樹」
「ふーん。おもしろいの?」
「うん。すごく好き」
「ふーん。」
とまあそんな感じだった。
しかしその会話を交わした人が後日、「ノルウェイの森」を読んで感激したと私に告げに来たわけだが、残念ながら私はこの絶賛を浴びたベストセラー作品を、あまり好きでない。世間の評価は高いみたいだけど、それまでの作品とはちょっと匂いが違うんだよね・・・。
この人の作品の魅力は、「時空軸のズレと自立した主人公」である。
彼の作品に登場する主人公のほとんどは、ありえない状況に置かれ、異世界と現実を行き来し、謎の渦に巻き込まれてギリギリなところでのた打ち回るのだが、しかしその生活はとても無駄がなく清潔で規則正しい。
口をあけてガーガー眠りこけているところを奥さんに何度も起こされるような男ではなく、一人暮らしでも身の回りのことを難なくきちんと処理している、夢のような男性である。
こういう生活をしていると、ある日突然交通事故にあって死んじゃったりしても、そのあと誰かに部屋をだれかに見られたってぜんぜん恥ずかしくないんだろうなあ、なんて思う。
わたし?
見られたらかなりまずい。
「うわ・・・こいつこんなにだらしなかったのか。。ヒエー。。こんなものまで大事にとってあるよ。捨てろよなあ・・・・」なんて、見た人は呆れたり怒ったりするに違いない。
話を元に戻す。
彼の書く主人公はそのようにとてもオサレだが、彼の文章もまた美しい。清浄で澄み渡った、しかし重みのある風景が目の前に浮かぶ。伝わって来る印象は、それが洋風の景色であっても、まるで日本画のようだと私は思う。
彼の文章が川端康成に譬えられるのは、そういうところじゃないかなって思うわけ。

そして、高橋源一郎。
この、加藤氏の夕刊の評論を読んだ人の中には、「村上春樹はいいけど、何で高橋源一郎だよ」と不満に思う方も多いだろうと思う。
夏目漱石をネタにした朝日新聞の連載小説をお読みになった方ならもう既に認識していらっしゃるだろうが、高橋源一郎はそのくらい癖があり、読者は、その面白さを理解したくない人と理解出来ちゃう人に二極分化してしまうのである。
村上Hが川端なら、高橋Gは三島由紀夫だと私は思う。
この人の最初の作品「さようならギャングたち」は、文庫本ながら私の一番の愛蔵書であり、バイブルであり、夢である。
わたしは、この前にもこの後にも、これほどまでに優しくて悲しくてシャイでクールで詩的な作品に出会ったことがない。たぶんもう出会えない。好きで好きで、仕方がない。

好きなものを語り過ぎて疲れた。
何言いたかったんだっけ。

村上Hは海外でも高い評価を得て翻訳され、戯曲化もされている。
高橋Gの「さようならギャングたち」も、とうとう翻訳されたらしい。
このふたりの作品にある空気、とてもかすかな匂いしか発しない。だけどしっかりと心の奥深くにまでに沁み込むその芳香は、翻訳されてもちゃんとそこに残るのだろうか。そしてそれは外国人にも読み取れるのだろうか。

PR
マクドナルドが、この夏までに、24h営業の店舗を17店舗から約200店舗にまで拡大するという。
ゆくゆくは全店舗の4分の一程度に当る約900店舗がそうなるらしい。

そんなに夜中にバーガー食べたいか?

というツッコミじゃなくて。

夜はみんな電気消して寝ろ!という話。



クールビズとかウォームビズとか、政府が音頭とって温室効果ガス削減ごっこをしているが、服装を変えたところで、やっぱり店や会社は冷房暖房ガンガンだし、家帰ったら熱帯夜続きでやはりエアコンガンガンだし、ぜんぜんエネルギー削減にはつながってない。
そんなことは最初からみんなわかってて、喜ぶのは衣料関係の人だけだねーってこっそり言い合ってたわけだけど。

「チーム・マイナス6%」なんて嬉しそうにHPまで作ってるけど、内容見てたら「政府はほんとうにエネルギー削減を考えてるのか?」と胸倉つかんで怒鳴りつけたくなる。

例えば「チーム・マイナス6%-6つのアクション」のうちのひとつ、“電気の使い方を考えよう”では、待機電力の削減で1世帯あたりの年間削減量が1.6%云々と唱えているが、いったい1世帯の年間消費量がどれだけだって言うんだ?
もともと少ないところから1.6%減らしても、たかが知れてるだろう。。。

深夜のコンビニ・スーパー・娯楽施設・レストランなどの営業を禁止したらどうでしょうかね。

大体おかしいんだよ、衛星から撮影した地球の夜、日本だけなんであんなに光ってるのさ。
何で日本人は、そんなに夜中にうろうろしなきゃいけないのさ。

夜に「普通の買い物や遊びが出来る店」が開いているということは、夜にうろうろしてもいいよって言うこと。
そしたら仕事もせずに昼間寝てて夜動き回る人々が増える。
みんなうろうろしてるから、そういう生活がおかしいとは思わなくなる。
マクドナルドが24時間営業するというのは、「夜うろうろしても普通です」と公言しているに等しい。

何で誰も、おかしいと思わないんだ????

深夜に営業できる業種が限られると、

・こどもの深夜徘徊が減る。
 (当然、飲み屋や風俗への出入りは補導。親同伴なら親タイホ。)

・深夜うろうろしてる人が減ることで、防犯効果もある。

・「人件費だけかさむのに付き合いでしかたなく深夜営業してる小さなコンビニの店長」がほっとする。

・1日の約25%くらい、店の照明と空調が消えることによって、各家庭の待機電力どころではない膨大な量の電力消費が減る。



いったい日本国民のうちの何パーセントが、夜中にコンビニが開いてないととても困ったり、夜中に子供を連れ回してでも遊びたいと思ってるんだろう?
夜に店が閉まるなら、閉店までに買い物を済ませればいい話だし、休みに買い溜めするとかいう工夫もあるだろうし、夜中でなければ食事に出れない仕事の人がいたら、それはその勤務シフトに問題があるし、そういう会社は社員のために問題を解決する義務があると思う。
夜起きてて昼間眠いから仕事に行けませんなんていうふざけた野郎にも、「お前の生活がおかしいんだよ」と母ちゃんははっきり言えるだろうし、大体娯楽の面ばかり先進国になっちゃって、一体どうするんだよ。

店の営業時間を制限する代わりに、24時間開いている病院はあってもいいんじゃないかな。そういうふうに、きちんと体制化したら、看護師や医者の勤務体系も見直されると思うんよね。
原則的に夜は閉まってるけど急患が来たら診るよなんて、中途半端なことをしてるから、「当直ひとり置いとけば←かなり忙しいのはわかってるのに」なんてイイカゲンな勤務シフトになって働く側がつらい思いをする。
夜ちゃんと寝る人が増えたら、怪我人は減るだろうな。(小児科はあんまり変わらないだろうけど)それに、救急車で搬送時のたらいまわしも減りそうだ。




本当に、エネルギー使用量を削減したいなら、真剣にやってよ。
と「温暖化」という言葉を聞くたびに小泉の顔を思い出す私なのだ。
これ、好きなんですよー。
ネットで見ることが出来るとは思ってもみませんでした。
それもNHKのサイトじゃないし!

これ、著作権違反臭いけど
偉いぞ見知らぬ外人!
うを!見知らぬ外人のブログ、画像だけ見てる限りではなかなか面白そうだけど、
右のリンクの欄、かすんでるしチッコイし、何て書いてあるかぜんぜんわからないんだよー!
(「何て書いてあるか読めても、イエローモンキーには意味不明だろうバーカ!」って書いてあったら笑うw)
わかんないけど、この人日本のTV好きそうだな。。。ナニモノだろう・・・。

このピタゴラファイル欲しいなあ。。。。
ダウンロードボタンがあるので押してみたけど、グーグルプレーヤーだのポリシーだのって書いてあって、悔しいけどイエローモンキーには辞書無しじゃ読めないよ!
(タスケテよるに●゛様)

10分以上も繋げてあるんですが
くちあけて延々と見入ってしまいました。
さあ皆さんもご一緒に!
Incregible Machines

「ゆるキャラ」というものがひそかに注目されているらしい。

コレがオラの地元の誇るへんなキャラ、ワケトンである。

市の広報に登場してからもう何年か経つのだが、
正義の味方なのにこの目つきの悪さ・・・ほかに類を見ない不細工キャラNO.1

誰だよこんなの採用したのは!オラに描かせろ!
なんてブツクサいってたのですが
実はけっこうウケてるらしい。



この変な顔はともかく変な名前の由来は、神戸弁らしい。
私は神戸弁を使わないので、さっきまで気が付いてなかったんだけど。

神戸では、話の語尾によく「とん」とか「とお」を付ける。
「これ知ってる?」 →「これ、知っとお?」「うんうん、知っとおよ。」
「ほんとにわかってるの?」 → 「ほんまにわかっとん?」
てな具合。
美人の同僚でオカネモチが多い大学を出た地元の人が、この言葉で喋ってるのを聞いたときは「なんだそりゃあ・・・」ってびっくりしましたさ。
でもね、関西の人って方言隠さないんだよね。それがまたいいところなんだけどね。

市のごみ捨てガイドの冊子に挟み込まれたワケトンシール、なんだかもったいなくて使えそうもない(笑


脚本家として地味に活動なさっている(失礼)霜康司さんが
文化庁舞台芸術創作奨励賞で佳作を受賞されました!

オメデトー。

しかし、ネットのニュースにはこの記事はあれども、文化庁のHPにはないのよねー。
めでたいことはさくっとUPしてあげてほしい。

それに、いまどきの舞台芸術って、やっぱ地味じゃん?
霜康司さんがー!って書いても、ここに来てくれてる60人前後の人全員がたぶん「それ誰?」・・・。
昔は霜降というペンネームも使っていらっしゃったと思いますが、たぶんそう書いても誰も知らない・・・。
もしかしたら・・・関西の某予備校の・・・って言った方が通じるかもしれない。。



霜ちゃん、これからもがんばってくれぃ。
小劇場全盛の時代の口火を切った世代が最近元気になってきてる。
もう一発、でかい花火を上げてくれ!




(もし本人が読んだら「あんただれ・・・?」でしょうな。わっはっはー。ひみちゅです)
有料メルマガの価格設定って難しいですな。。。
競馬の予想関連本やお金儲けのコツ等、稼ぐノウハウ物等の場合、
2000円とかの高い値段が付いていたりする。(5000円×4回ってのも!)
これは、安くちゃ値打ちがないというか当らなそうというか、
「高い料理のほうがおいしそう」みたいな理由で、安く出来ないんでしょうね。
どれも「ええ?」って思うようないい値段が付けられている。
まぐまぐの場合、売り上げの40%が手数料として引かれるから、
例えば2000円のマガジンの場合、作者の手取りは1200円。
1人買ってくれたら1200円儲かるのか・・・イイナア・・・・。
ただ、本屋と違って立ち読みできない。
サンプルの文章を見て「こいつを信用してみよう」と何人が思うかだ。。。

で、そういう実利に結び付けようという魂胆はなくて、
普通に趣味で読みたい人のためのマガジンはいくらかというと・・・

これがまたピンキリなんだなあ。
15円みたいなのもあるし。

100円だったらさ、クレーンゲームでスッても惜しくない人が多いんじゃない?
(私は惜しいからゲーセンで遊ばないw)
それなら100円。
だけど、手取りは・・・60円?
お手紙も出せないなあ。。。60円じゃあ。
お。高橋三千綱が有料メルマガやってるぞ。。。(これはサクラか????)
毎週発行で1回525円(税込)全4回。
サンプル版を見る限りでは、何日間かのブログみたいな感じの内容。
4回だけど、初回は確か無料なんだよね。
あれ?初回じゃなくて「当月」無料か。週刊でその月で完結したらタダ?うっそお?
この際週刊ということは無視して・・・計算してみるto
完読してもらって1575円。
単行本1冊くらいの値段か。
だけど、ボリューム少ないよね。1500円の本よりも。
でもまあ好きな人は買うかもなあ。。。
私は文庫本3冊買うほうがいいけど。

さて、プロが500円(税抜き)という値段をつけてきた。
アマチュアどうする!
300円どうだ。手ごろくない?
しかし6回配信すると5回分有料で(ほんとにそうなの?申し込み当月無料って)
1500円。
単行本よりもボリューム少ない。。。ごめん、300円とっちゃいけない気がする。

あーでもない、こうでもない、もうからないかも、かわないかも・・・
と迷った末、150円で決着。
   え?もっとまけろ?(泣

まあ新作じゃないから、バックナンバーを販売する感じで。
ほれ、
番組欄見てたらローカル局で「新」なんてマークが付いてるドラマ、
よく見たらほかの局で以前放送してた番組じゃん。
て、あるでしょ。ああいう感じね。(一人納得)

ということで、3月15日に第1回配信です。
月1回発行 税込み158円です。
何度も言いますが、まぐまぐプレミアムは「申し込み当月または創刊月分無料」です。
HPでお読みにならなかった皆様にお勧めいたしまする。
ぁ。6回目のはブログに書いちゃってるじゃん。5回で解約してください(笑
アフェリエイトマガジンにも登録してますので、ご購読の折にはそちらの方も、規定を良くお読みの上ぜひヨロシクです。
(↑購読者がそのマガジンをHPなどで宣伝して、新しい読者を呼び込むと、購読料の10%をもらえるっていうシステムです。)
(かなりの人数呼び込まなきゃ元は取れないと思いますが。それに1000円貯まるまで入金されないし。ぐふ。)

ありえん。/2005年版

←広告だからタダ。押しても何も起こりませんからご心配なく。



ちっこいバナー。


購読はしないけど宣伝くらいはしてやるよという親切なお方はこれをコピーしてお使いください。
サイト内検索(イマイチ)..........
カスタム検索
 
プロフィール.........................
HN:
きの。
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
■モノカキ志望だけどハジカキの方が多そうなこの人生の「言い訳」や「いいわけ?」。

■隠し事下さい。ちゃう。書く仕事下さい。

■リンクは勝手にバンバンしてください。気がついたら黙ってこちらからお伺いします。
 URL:http://jura.blog.shinobi.jp/
 サイト名:KINO.blog
でお願いします。

■「KINO.blog」と同一または類似の名称のサイトは山ほどあるみたいですが、ここからリンクしていないサイトはどちらさまも私とは無縁です。
おすすめ.......................
アーカイブ.........................
携帯からもどうぞ
■Kino.BLOG
またのお越しをお待ちしております


忍者ブログ [PR]