調剤薬局

最近調剤薬局で、疑問に思うことが多い。
（無知なだけかもしれないけど）
薬を受け取るときに、以前なら飲み方・塗り方などを丁寧に教えてくれたのだが、
最近はなぜか質問攻めされることが多い。
すべての薬局ではないと思うんだけど・・・。
たとえばこんな感じになる。
「今日はどうされたのですか。湿疹とか出たんですか？」
「はあ。。そうです」
「かなり痒いんですか」
「はあ、まあ・・・、ちょっと」
「原因は何ですか」
「調べてもらったけどわかりません」
この辺に来るともう、
涙目で振り向いて、後ろの長いすに腰掛けている大勢のほかの客に
「水虫じゃないからね！うつる病気じゃないからね！」
と大声で弁明したくなる。
最近は患者のプライバシーを配慮して、
診察室と待合室の間をカーテンでなく扉にしている医院や病院が多い。ていうかほとんどそう。
なのに薬局に移動すると突然、オープンな場で病状を晒されてしまう。
診察を受けた病院だけでなく、周囲の何軒かの医院から集まってきた大勢の客の前でだ。
調剤薬局のヒトってなぜか若い元気な女性が多く、
甲高い明るい声であれこれ暴かれちゃって、イヤでイヤで仕方ない。
だってイヤじゃないですか。
階段で蹴躓いて足の指が腫れちゃって痛くて痛くて仕方ないけど、骨折はしてないんですよとか、
化粧品が合わなくて診てもらったんだけど、医者は化粧品まけじゃないといってその薬を出してくれたんだけど、タイミング的に最近使い始めたファンデーションとしか考えられないとか
そんなこと、何で薬局ではなさなきゃならないんだあああ？
そのうえ、インフルっぽい熱で真っ赤な顔の子供も長椅子に座っていたりするし、
軽く潔癖症の私にとっては、調剤薬局は恐ろしい場所としか思えない。（大げさに言ってるけどね）

同僚の元店舗勤務の薬剤師さんに、
「あれって、問診して渡すことになってるんですか？薬の確認とかの意味で」
と尋ねてみたら、
「うーん、たまに医者が薬の名前間違ったりするから、確認してるのかもねえ。
それか、なんか制度が変わって、薬局でも問診したら医療点数つけれるようになったとか？」
という返事だった。
薬局の明細にある「薬学管理料・薬剤服用暦管理指導料４１点」これか？
（ちなみに薬剤料は１２点で、クスリのほうが安い）
なにそれ・・・「お薬手帳はお持ちですか？」ってきかれるあれ？
でもきのうなんか、聞かれなかったぞ。
ばらばらの医者にかかってるのにむりじゃん？
お薬手帳なんてかさばる上に、
薬局が違うとシールだったりA4の紙だったりするようなフォームが決まっていないもの、
面倒で自分で管理しきれない。
それこそ、健康保険証をIC化して、そこに出した薬を記録していく仕組みを作ってくれれば
複数の病院に行ってもきちんと服用暦がわかるのに。

簡単な話だと思うんヨ？　ねえ。