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ほんとのこととか作り事とかいろいろ書いています。
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最近ちょっとしたきっかけで、また本を読み始めた。
数年前までは「活字中毒者」を名乗っていたのに、ネトゲに傾いてから本を手にしなくなっていた。
本どころか新聞さえも。

というわけで、本を読みながら道を歩く変人スタイル再開w
漫画であれ、文庫本であれ、ハードカバーの単行本までも私は読みながら歩きます。
そういう人を見かけたら?それ私かもしれません。あまりいないと思うんで。

で、今読んでるのが『プラネタリウムのふたご』(いしいしんじ/講談社文庫)。
いしいしんじは『ぶらんこ乗り』、『トリツカレ男』と来て3冊め。
その2冊では、なんかいいなー、いいなー。。。。くらいだったのですが、
この『プラネタリウムのふたご』には、ホントいいよと人に薦めて回るくらい参ってしまった。
今のところ一人も読んでくれてませんが。
誰も信じてくれない・・・。

どういいのときかれたなら、そうですね、
ひとことでいえば、「そこには宮沢賢治がいる」。
うだうだ説明するならば---
夢と現実、絶望と希望、美しいものと汚いもの、愛と拒絶・・・
そういうあらゆるものが淡々とした文章の中に深く刻み込まれていて、
正直、耐え切れずに折れてしまいそうになる。
それは実のところ、作られた世界じゃなくて、この世の中と同じだと思う。
だれだって、無名でただ毎日平凡に暮らしているだけに見える人々だって、
波風が心の中に立ち、うれしいことや悲しいことがあるでしょ、
それがそのまま奇麗事無しに文字にされて表されてるだけなのに、
コーティングのないむき出しの「普通の人の人生」って、なんて厳しいんだろうと涙が出てしまいそうになる。
ずっと村上春樹が好きだったけど、いや、今でも好きだけど、
この人の作品の方がすごい。。。
すごいって何さって言われそうだけど、なんてのかな・・・説明に困るけど。
とにかく、ショックも暖かさも半端じゃない。かといって文章が過激でない。その魅力。
あー早く続き読みたい。
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