ほんとのこととか作り事とかいろいろ書いています。
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「ひろゆき氏のこと」の記事で紹介した立花隆氏のサイトに書き込みをしようとしたが、やめた。
「討論する以前の問題でしょ」というのが持論だから、討論の場に出ても仕方ないし。
*ネットでの匿名性を守るかどうか(必要かどうか)を考える
実名を強制すればトラブルが減るんじゃないかという討論があった。
これって、
近頃電車に痴漢が増えたから、全員名札をつけて乗りませんか?
みたいな話に聞こえる。
名札がついていたところで、その人を信用していいかどうかなんてわからない。社章のついた背広を着て痴漢する人もいるし。
匿名性云々について、匿名での誹謗中傷や告発、名誉毀損についてばかり論議されているけど、インターネットが大衆化しているいまの時点で問題になるのは、もっと低レベルのところだと思う。
低レベルの問題を解決しなきゃそっちの問題に進めないと思う。
インターネットでうろうろしているのは、実のところ主婦や学生が多いんじゃないかな。あと何年か経ったら、定年後の男性が爆発的に増えると思うけど。
うろうろっていうのは、仕事のマシンとして使ってるという意味じゃなく、人とのコミュニケーションを目的とした遊びに使っているって意味ね。
そういうごく平凡なネットの利用者の大部分は、人を傷つけるためにネットしているわけではない。話し相手がほしい、好きな情報に触れたい、そういうレベルのユーザーが多いから、ブログやミクシーが爆発的に流行した。
そこで起こるトラブルって、ごく個人的なものだよね。
それは、ミクシーみたいに実名を出したところで解決できるものだろうか?
匿名であれ、実名であれ、ネットで出会った人について「話を聞いてくれたからイイヒト」みたいな判断をする人が多いのが気になっている。
それは実際の生活の中でもしばしば起こる錯覚だけど、ネットでは相手についての情報が少ないだけに、いいイメージも悪いイメージも濃くなる。
「思い込み」の起こりやすい原因だ。
例えば、チーズケーキ作りの名人ブログがあったとしよう。
写真でみるかぎりおいしそうで盛り付けもお洒落でとってもステキ。
他のケーキやパンも色々作っては写真入で公開。
「お料理上手でお洒落」までの情報しかそこにはないのに、これだけで他のイメージも湧きません?
なぜか服装もお洒落に決まってると思える。
髪もきれいに手入れされているように思える。
家の中もきれいに片付いてると思える。
文も厭味がなくさわやかなので、きっとご近所でも好かれていると思える。
その人のケーキを食べて見たいと思う。ネット販売すればいいのに。
-だけど、実際そうだろうか?
手もロクに洗わない人をわたしは何人も知っているし、出来上がった料理はおいしいけどがさつで鼻をこするのがくせの友達もいた。
前の日に作った、思いっきり生ものなサンドイッチをパーティーに持ってきて「昨日から作っておいたのよ」と自慢する衛生観念のない人もいる。
信じられないほどきたない台所で調理する人もいるし(うちか?)、私は調理するときはお洒落しない。汚すから。それに寝起きで頭ボサボサでもおいしいピザトーストは作れる。
そんな実際に見える部分を知ったら「おいしそう、たべたい」とは思わないでしょ。どっちかというと「不衛生人間」とその人を思ってしまう。
なにもかも、ネットで見えてる部分だけで判断しちゃまずい。
そういう風に、見えてない部分があるということをなぜかネットじゃ忘れがち。何事も、一部の良い情報だけで判断しちゃまずいのに。
「よく知らない人について、安易に信用しすぎたり勝手な期待をしてはいけない」というのは、日常の生活でも大事なことだと思うんだよね。
そういう日常では普通に守れている常識やマナーをネットで守らないことが、ネットでの他人とのいざこざの始まりになる。
チャットで意気投合していいやつだと思ったので結婚したくて会ってみたら10歳近くも年上の子連れバツイチの女性で、散々謝られて二人で泣いたけど、確かにいいひとだけど結婚には踏み切れず、男のほうもゴメンナサイして恋愛とネット遊びに終止符を打った人ってのもいる。
最初から実名と年齢明かして、子持ちバツイチと名乗ってチャットしてたら男のほうも勘違いしなかっただろう。-という人もいるかもしれないが、実際の生活で、たまたま成り行きで話すことになった人に、いきなり自己紹介を詳しくする人がいるだろうか?いないでしょ。いたら変な人だなあって思うんじゃない?
何度か話してても、その人の素性を根掘り葉掘り聞くのは失礼でもあるし、雑談の相手にプライベートな部分を説明する必要なんてない。
私が雑談の相手にそういう態度でいると「失礼だ」と怒る人がたまにいるが、私を勝手に品定めしようとしているそいつの方が失礼だ。
もしも匿名の付き合いが詐欺に発展しても、それってネットだから起きたわけじゃなく、不用意だから騙されてるってことじゃないのか?
詐欺に発展するところには嘘が加わっているから、それは匿名性の問題じゃなく、実際よりも少しばかり嘘が見分けにくいというネットの特徴が原因だと思うんだよね。
それならば問題点は、匿名じゃなくて、使う人の安易さにあるわけ。
実名だと確かに、馬鹿馬鹿しい書き込みとか、無意味な落書きとかは減るだろうけど、実名を強制されると偽名を使うやつが出てくる。結局悪いことをする人はするわけで、実名だと思って余計に信用してしまう危険もある。
それに、たまにID盗まれて他人に使われる人がいるけど、IDだからまだ被害はマシで、本名だったらもっと痛い思いをすると思うよ。そういう点を考えれば、匿名は不都合なことを隠すだけのためにあるのではない。本来、その人を守るためにあるのだ。
実名での参加を推す人ってそういうこともわかってるのかなあ・・・?
「討論する以前の問題でしょ」というのが持論だから、討論の場に出ても仕方ないし。
*ネットでの匿名性を守るかどうか(必要かどうか)を考える
実名を強制すればトラブルが減るんじゃないかという討論があった。
これって、
近頃電車に痴漢が増えたから、全員名札をつけて乗りませんか?
みたいな話に聞こえる。
名札がついていたところで、その人を信用していいかどうかなんてわからない。社章のついた背広を着て痴漢する人もいるし。
匿名性云々について、匿名での誹謗中傷や告発、名誉毀損についてばかり論議されているけど、インターネットが大衆化しているいまの時点で問題になるのは、もっと低レベルのところだと思う。
低レベルの問題を解決しなきゃそっちの問題に進めないと思う。
インターネットでうろうろしているのは、実のところ主婦や学生が多いんじゃないかな。あと何年か経ったら、定年後の男性が爆発的に増えると思うけど。
うろうろっていうのは、仕事のマシンとして使ってるという意味じゃなく、人とのコミュニケーションを目的とした遊びに使っているって意味ね。
そういうごく平凡なネットの利用者の大部分は、人を傷つけるためにネットしているわけではない。話し相手がほしい、好きな情報に触れたい、そういうレベルのユーザーが多いから、ブログやミクシーが爆発的に流行した。
そこで起こるトラブルって、ごく個人的なものだよね。
それは、ミクシーみたいに実名を出したところで解決できるものだろうか?
匿名であれ、実名であれ、ネットで出会った人について「話を聞いてくれたからイイヒト」みたいな判断をする人が多いのが気になっている。
それは実際の生活の中でもしばしば起こる錯覚だけど、ネットでは相手についての情報が少ないだけに、いいイメージも悪いイメージも濃くなる。
「思い込み」の起こりやすい原因だ。
例えば、チーズケーキ作りの名人ブログがあったとしよう。
写真でみるかぎりおいしそうで盛り付けもお洒落でとってもステキ。
他のケーキやパンも色々作っては写真入で公開。
「お料理上手でお洒落」までの情報しかそこにはないのに、これだけで他のイメージも湧きません?
なぜか服装もお洒落に決まってると思える。
髪もきれいに手入れされているように思える。
家の中もきれいに片付いてると思える。
文も厭味がなくさわやかなので、きっとご近所でも好かれていると思える。
その人のケーキを食べて見たいと思う。ネット販売すればいいのに。
-だけど、実際そうだろうか?
手もロクに洗わない人をわたしは何人も知っているし、出来上がった料理はおいしいけどがさつで鼻をこするのがくせの友達もいた。
前の日に作った、思いっきり生ものなサンドイッチをパーティーに持ってきて「昨日から作っておいたのよ」と自慢する衛生観念のない人もいる。
信じられないほどきたない台所で調理する人もいるし(うちか?)、私は調理するときはお洒落しない。汚すから。それに寝起きで頭ボサボサでもおいしいピザトーストは作れる。
そんな実際に見える部分を知ったら「おいしそう、たべたい」とは思わないでしょ。どっちかというと「不衛生人間」とその人を思ってしまう。
なにもかも、ネットで見えてる部分だけで判断しちゃまずい。
そういう風に、見えてない部分があるということをなぜかネットじゃ忘れがち。何事も、一部の良い情報だけで判断しちゃまずいのに。
「よく知らない人について、安易に信用しすぎたり勝手な期待をしてはいけない」というのは、日常の生活でも大事なことだと思うんだよね。
そういう日常では普通に守れている常識やマナーをネットで守らないことが、ネットでの他人とのいざこざの始まりになる。
チャットで意気投合していいやつだと思ったので結婚したくて会ってみたら10歳近くも年上の子連れバツイチの女性で、散々謝られて二人で泣いたけど、確かにいいひとだけど結婚には踏み切れず、男のほうもゴメンナサイして恋愛とネット遊びに終止符を打った人ってのもいる。
最初から実名と年齢明かして、子持ちバツイチと名乗ってチャットしてたら男のほうも勘違いしなかっただろう。-という人もいるかもしれないが、実際の生活で、たまたま成り行きで話すことになった人に、いきなり自己紹介を詳しくする人がいるだろうか?いないでしょ。いたら変な人だなあって思うんじゃない?
何度か話してても、その人の素性を根掘り葉掘り聞くのは失礼でもあるし、雑談の相手にプライベートな部分を説明する必要なんてない。
私が雑談の相手にそういう態度でいると「失礼だ」と怒る人がたまにいるが、私を勝手に品定めしようとしているそいつの方が失礼だ。
もしも匿名の付き合いが詐欺に発展しても、それってネットだから起きたわけじゃなく、不用意だから騙されてるってことじゃないのか?
詐欺に発展するところには嘘が加わっているから、それは匿名性の問題じゃなく、実際よりも少しばかり嘘が見分けにくいというネットの特徴が原因だと思うんだよね。
それならば問題点は、匿名じゃなくて、使う人の安易さにあるわけ。
実名だと確かに、馬鹿馬鹿しい書き込みとか、無意味な落書きとかは減るだろうけど、実名を強制されると偽名を使うやつが出てくる。結局悪いことをする人はするわけで、実名だと思って余計に信用してしまう危険もある。
それに、たまにID盗まれて他人に使われる人がいるけど、IDだからまだ被害はマシで、本名だったらもっと痛い思いをすると思うよ。そういう点を考えれば、匿名は不都合なことを隠すだけのためにあるのではない。本来、その人を守るためにあるのだ。
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■リンクは勝手にバンバンしてください。気がついたら黙ってこちらからお伺いします。
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サイト名:KINO.blog
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■「KINO.blog」と同一または類似の名称のサイトは山ほどあるみたいですが、ここからリンクしていないサイトはどちらさまも私とは無縁です。
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