N氏の出廷

例の掲示板の件で、２９日法廷に突然N氏が現れたらしい。
あるニュースサイトの記事によると、N氏はあいかわらず人を食ったようなものの言い方をしてたらしいけど、原告３４歳会社員氏が弁護士に任せて本人は出廷していないのに対して、N氏は代理人無しで本人一人での出廷で受けて立っている。それもサンダル履きにリュックだ。あ。それは関係ない。服装や態度はべつとして、いや、どうなんだろう。不当な申し立てによって被告になってる場合、何も神妙になる必要はないんじゃないのか・・・いや・・・場の雰囲気というものもあるからいいとは言わないけど、必要以上にヘコヘコする必要もなさそうな。。。ちゃんと、筋の通った答弁が出来ればそれでいいような気もするのだけど、どうだろう。。。まあ印象は良くないかもね。人は人を身なりそぶりで判断するからね。
だけどそれだと「ディオールのスーツの人の言い分は正しくて、青山のスーツの人の発言はどうでもいい」とかいうことになりかねない。もし被告人が貧乏でTシャツとGパンしか持ってなかったら、悪いことをしてない人だったとしても白い目で見られるということになる？（ならないけど。でもぜったいあるね）
うーん、どんないでたちで立つかって、身なりを整えると得、整えない人は損てことかな。サンダルにリュックの普段着で公式の場に出ることは、あらかじめ「負の印象」というリスクを背負うことになる。それを選ぶこと自体が「変人」という“罪”に値するのかもしれない。（ひでえね。私もひでえ人の一員かもしれないけど）
N氏は法廷に出た理由を、原告が“元友人”だったことと、その“元友人”がどんな顔をして出てくるか見たかったことを挙げている（らしい）。（ちなみに原告の会社員氏は巷では「掲示板サイトの幹部スタッフ」だとか、「攻撃的なサイト利用者たちの先頭で旗を振っていた」とか言われているが、N氏はきっぱりと、彼のことを「運営に関与していない」と言っている。）
で、なんでN氏は会社員氏の顔を見たかったかというと、
「きっと恥ずかしいだろうなあって思って」
みたいな理由らしい。
裁判官の雰囲気も「掲示板サイト内の内輪もめだし、事情がよくわかんなくて困るなあ」みたいな感じとか。
つまりここだろう。いままでN氏に対して厳しい出廷命令とか強制的な罰則が課されなかった理由は。
そして、裁判官はきっと、内心「こんな子どものけんかに法廷使うなよ。掲示板でやってなさい」って思っているに違いない。わたしの憶測だけどね。

今まで、逃げてる、卑怯、無責任といわれ続けていたN氏だが、この訴えに関しては次回（３月）にも出廷すると言っている。弁護人も無しで受けて立とうとするその姿勢をみて、彼の社会に対するものの見方や発言を知らない人は、一度きちんと彼自身が書いたブログの記事を読み（偽者もたくさんいるからご注意）、偏見無しに彼がどんな人間か考えてみてほしいと思う。やいやい言う人たちが思っているほど、ひどい人間じゃないですよ。そして周囲にどんな人たちがいるのかも見てほしい。そうすれば、あのサイトの一部のユーザーの問題行動を彼が先導していないこともちゃんとわかるんですけどね。


しかしつくづく思うんだけど、あの掲示板サイトの入り口とか全体のつくり、１０年前みたいなダサさのまま来てるよね。全然使いやすくないし、かっこよくもない。はっきりいって、ほんと純粋に「掲示板がある」というだけで巨大化され維持されている。ある意味すごい仕組み。
あれを見ると、HPやブログのデザインにいくら凝っても無駄な気がしてくるのだよ。。。。゛○|￣|＿