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ほんとのこととか作り事とかいろいろ書いています。
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ビールは度数の比較的低いアルコール飲料。
だけど、これは結構中毒性があるって感じている。
グラス半分しか飲めないくせに、
気になる風味のビールがリリースされたらついポチッと購入してしまうし、
(しかも、普通のビールの2~3倍の値段なのに)
「帰ったらビール飲みたいなあ」
なんて平日は絶対家でも飲まないくせに思ったりするのだ。

さて。
まだまだ初心者の私ですが、一人前に好きなビールを発表したくなりました。
ほんとはランキング書くつもりだったんだけど、順位付け難し。無理。

「一体どんだけの中から選んだんだよ」
とか言わんとってください。
「私が飲んだ中で」
「私がどれが好きなのか」
を言いたいだけです。
私が飲んでないビールは果てしなくあるし、
その中には10人が飲んで10人が美味しい!と太鼓判を押すものもあるんだと思う。
そして、私の美味しく感じるビールは、ほかの人にとってはそうでないかも知れない。

いかまら
じゃない。
今から書くのは、「私が好きなのはなあに」です。
世間のビールの中でおいしいのは何かとかいう評論ではなく
おすすめは何かとかそういう話ではないのでっ。(強調)

ちびちびと飲み続けてきて、まず判ったことがある。
私は黒っぽいビールが好き。
スタウト好きです。甘いのもっと好き。

 ・京都醸造「冬眠からの目覚め(特別1年熟成バージョン)」
  これはあまり甘くない。アルコール度数も高く、ビールでできたワイン(意味不明)。

 ・松江びあへるん「縁結び麦酒スタウト」
  甘口。飲みやすさ満点。

 ・Fair State Brewing「Soft Pants」
      子供かぜシロップの味そのもの。(笑)



私も、「半分こ」の相手のキャサリンも、共通しているのは
「苦いの苦手」
苦いからおいしいと笑われるかもしれないけど。
苦くても美味しいなあって思うのはもちろんあった。

 ・オラホビール「CAPTAIN CROW」
  これは定番品で購入が簡単。イオンリカーでも売っている。
  ニガ!でもウマ!

逆に全然苦くないやつ

 ・小西酒造(輸入元)「VEDETT EXTRA WHITE」
  美味しい水みたいな。

そして私にとってのクラフトビールの一番の楽しみは
いろんなフレーバーがあること。
これを求め続ける限り、沼から出られない気がする。

 ・奈良醸造「Nuts and Milk」
  ヘーゼルナッツ薫る。そして、
  「SPHIRE」
  ホップの香りなのかな。キャサリンは苦いといったが私はさわやかって思った。
  「COSMIC LATTE」
  コーヒー味の。缶入りは窒素充填で泡立てて注いで楽しい。
   

 ・Craft Beer Base「lavender and chamomile」
  フレーバーティーにもこの組み合わせがあるんだけど、ビールもやっぱおいしい。
  定番化されてうれしいやつ。

 ・松江びあへるん「ヴァイツェン」

  小麦で作ったビール。なぜかバナナの香り。

 ・岩手蔵ビール「山椒」
  刺身もってこい!って言いたくなる。和テイスト?

今のところこの辺ですかねー。リピしたいと思ったビール。
小ロットで醸造しているブリューイングの場合、
終売が早いし、再販されることはあってもレシピが少し変わったりする場合もあるので
基本、その時に買うつもりでいつも構えている。

来月には今まで買ったことのない会社のビールが届く予定なので
また新しい出会いに期待している。

もし、これを読んでクラフトビールを飲んでみたくなった人には、
「スーパーやコンビニなど、どこでも買える流通量の多いビールは、
 たいてい際立った特徴がなく、飲みやすい」
ということを選ぶ際の参考にして頂きたい。
皆さんにも良い出会いがありますように。





 


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私のフィールドには、クラフトビール沼のほかにもやっぱりちっこい沼がいくつかあって、
その中に「陶器沼」というのがある。
コロナがまだこの世に浮遊していなかった時期、
私たちの脅威が「猛暑」であって、小心者で大げさな私は
人類は暑さで絶滅するんだろうかと恐れ慄き
北海道から戻ってこない家族(仮称トーマスだっけ?)の本能がすごい
と密かに心の中だけで尊敬していた。
そんな頃にあっついあっつい真夏の陽炎揺らめく京都の街に出かけては
お気に入りの数枚を探すという過酷行動から始まったのが私の陶器沼だった。

どんだけ説明長いねん・・・。
しかもまだビールに到着せぇへん。

まあそんなものだよ、沼民なんて。
語れば語るほど沈んでいくのさ。ほらズブズブと音が聞こえてくるよ。

今はコロナで大規模な陶器市が中止になっていて、
オンライン(もっぱらインスタだけど)で情報収集し、
気に入った作品を買えたり買えなかったりして楽しんでいるけれど、
京都のあちこちで開かれる路上にテントが並ぶような陶器市では
いわゆるB品も並んでいるので、作家さんの食器が少し安く手に入っていた。
素人が見ても「これでハネられた」とわかるようなものもあれば
全然どこを見ても値引き理由がわからないものや、
ちゃんと裏に銘が入っているものもあり、何より物量がすごくて買い物が楽しい。
それで京都に足を運ぶ機会が増えていて、初詣も自然と京都に出かけていた。

2年前のお正月、京都での初詣を終えてお昼を食べに行こうとなった。
朝が遅かったのでお目当ての店ではすでにランチタイムの営業が終わっており、
どこで食べようかと私とキャサリンは京都の真ん中をうろうろした。
そこで見つけたのが、古家を利用して営業しているスプリングブルワリーだった。
ビールのタンクが何本か見えるが、料理がおいしそうで入ってみたら
LINEの登録でビール1杯プレゼントと書いてあり、
お正月だから飲んでみようかということになった。
その頃はクラフトビールなんて知らなかったし、メニューを見てその種類の多さに驚いた。
そして店の雰囲気も良く、
「ビール好きなんて苦い液体をだらだら飲みながら騒ぐ人たち」
なんて偏見を持っていた私は心の中でごめんなさいを言った。
後から隣のテーブルに着いた夫婦らしき2人は散歩の途中という風情で
それぞれ違うビールを1杯ずつとつまみになる小さな料理を一皿注文し
静かに話しながらスマートにビールを飲んで出て行った。

な、なんてかっこええんや!!!!

田舎者の私はそんな風に飲食をしたことがない。

私たちは美味しい料理とビールと店の空気に満足し、完全に酔っぱらった。
グラス1杯で。(笑)
途中でお互いのビールの味見をしてみて、
違いにほほうと感心しあった私たちは、3つのことを確信した。

①ビールって「モルツとそうじゃないものと黒ビール」だけではない。
②我々2人はグラス半分(いわゆるハーフ)で酔っぱらい始める。
③また来たい。もっといろいろ飲んでクラフトビールを知りたい!
(この店が実はキリンビールの経営であることはちょっと後で知ることになった)

2019年のお正月。
ここで陶器沼はめでたくクラフトビール沼に
泡立った液体を注ぎ込むことに成功したのであった。
20191月4日の記事


クラフトビール沼
現在地を示すなら今ソコにいる。
片足は常に貧困沼にあるから、沼といってもささやかなものだけど。
そして、何より下戸だから、ほかの沼民に比べればほとんど飲んでいないに等しい。

下戸なのになんでビール沼かと問われると、
「ちょっとまって。ビール沼じゃなくてクラフトビール沼なんだよ」
と強く修正をお願いすることになるだろう。

私にとってクラフトビールはただのサケではなくて、
作られる環境、液体、パッケージ、販売形態、そういうのを全部ひっくるめたものを指す。
なんだろう。食を中心にとする活動とか趣味の凝縮みたいなもの?
だから厳密にいえば、クラフトビールと銘打たれていても
大企業がその商品ラインの1つとして発売しているビールにはあまり興味が湧かない。
私は酒を飲みたいだけじゃないから。

クラフトビールの空き缶や空き瓶が結構溜まってきたのでそろそろ捨てることにした。
凝ったデザインのラベルが付いているものが多いので、捨て難く残していたのだが、そろそろ限界である。
そこに来てやっと「ワインのようにラベルを残しておけないものか?」と気が付いた。
検索してみたらブログやYouTube で説明している人がいたので、まず缶から手をつけてみることにした。
ラベルを温めてから手ではがす方法で。

結果
缶に印刷されてるやつは、剥がせなくて残念だ。

(追記)アイロンとかドライヤーとか一般的によく言われるけど、
実は熱いお湯を少し注いで、横にしてくるくる回すのも簡単。
持つところも熱くなるのでこれもやっぱりご注意。
でも、中を濯げるのでゴミ箱が匂わなくてよいよ。

写真のラベルは
左:奈良醸造「AXSIS」(終売)
右:オラホビール(東御市公社)「ヌーベルセゾン」。
国税庁主催の「クラフトビールオンラインフェス」というイベントがありまして。
参加申し込みをすると、送料無料でクラフトビールが買えちゃうというありがたーい仕組みであります。
ビール初心者で、色々知りたい私にはピッタリってことで申し込んでみました。
初回の参加ブルワリーの中から選んでみたのは、信州のオラホブルーイング

フェス参加のセットは、「インターナショナルビアカップ2020」で入賞した銘柄を含む、個性的な缶ビール6本。

これがまた・・・夕食が出来上がって、さあ食べるわよっていうタイミングで「ピンポーン」って届いてしまったんだなあ…。
クール宅急便なんだよねえ、クラフトビールって。
飲み頃なんだよ。箱から出したら。
冷蔵庫に入れる? ほんとに?
いや、飲むでしょ!

散々迷った挙句、「オラホさん初めまして」なので、基本のキみたいな黄色い「ゴールデンエール」を選んでみた。
注ぐともこもこ、ちょっとくすんだ色の、そして今まででこれ一番凄くね?って思っちゃうくらいクリーミーな泡が!
こんな細かい泡、おら今までに見たことねえだよ。細かいの通り越して、もはや気泡が見えねーもん!
香りはフルーツ牛乳を思い出す感じの甘酸っぱさ。
そして苦み。
これがなぜか和食に合うんだわ。夕食のダイコンと厚揚げの煮物(甘いお醤油味)とピッタリコン。
ビール半分この同志・キャサリンは「ベーコンかソーセージほしー」とつぶやいていたが、私は「この、しょうゆ味に合うところがこのビールの優れた特徴なのだよ」と諭してしまった。
もう酔っぱらってるのかと言われて手元のグラスを見たら、いつもよりペースが速く、おお、そうかも?って思ってしまった。
おいしいざるそばを食べながら飲んでみたいとも思ったが、これはやっぱり信州産つながりのせいかもしれない。
ごちそうさま美味しかったです。


あ。ふるさと納税の5000円のもあるやん! いいなあこれw




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■モノカキ志望だけどハジカキの方が多そうなこの人生の「言い訳」や「いいわけ?」。

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