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発売後2日目に購入して読んでしまった『多崎~』は、会社の人に請われて貸すこともなく、家族からも「へー買ったんだ」といわれただけで開かれることもなく、電話の横に積み上げられている本のてっぺんに存在する。
S:『多崎つくるの・・・?』
私:『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』
S:『色彩を持たない多崎の・・・』
私:ちゃう。色彩を・・・・。これはね、内容読んだら一発で覚えられるんよ。
 多崎つくるの友人の名前が云々で、色彩をもたない多崎で、巡礼の年はリストのピアノの曲で云々・・
S:ああ~。なるほど。
S:『色彩を持たない多崎つくると、彼のジョンレノンの年』

・・・。
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『PSYCHO -PASS』 を視ててふと思った。

伊藤計劃の『ハーモニー』とよく似た構想?

テロの手段や社会のシステムに違いはあれ、根本的な設定と展開がよく似てるなあと。

*近未来、政府によって国民は精神を健全に保つようコントロールされ、平和に暮らしている。
*あるときテロが起り、そのシステムを逆手にとって、国民同士が殺し合うよう仕向けられる。
*造られた健全や平和を、まちがったものとして捉える目線。
*主人公は政府に雇われた警察官もしくは軍人のようなもの。

『ハーモニー』では、主人公はテロの首謀者の考えに共感し、システムを破壊するが、
テロの首謀者に同調するわけではなく、その犯罪を裁くべくしてテロリストも抹殺。
『PSYCHO -PASS』の最終回はまだ視てない。
テロリストに銃を向け、殺された友人を回想するも、手錠に持ち替え生きたまま逮捕。
この先どんな決着が待ってるのか、気になる。


円城塔にイカれちゃったことは先日ここに書いたけど、そのつながりで今日は伊藤 計劃を読みたくなってジュンク堂へ。
ほんとうは、円城塔(と伊藤 計劃)の最新刊の『屍者の帝国』を買おうと思ってたんだけど、いつもの癖でまっすぐその本にてをのばせなかった。
ハヤカワ文庫の棚に行き、五十音順を目で追う。あった。円城のすぐそばに。
『The Indefference engine』と『ハーモニー』のどちらを選ぶか5分間悩んだ末、後者に決定。
仕事帰りの電車で読み始めたのだが、これはすごい。
おもしろい。円城塔よりもクールで、そして、なんて悲しい。
早く亡くなった伊藤氏が、その短い執筆の期間にどれだけ濃縮された世界を吐き出したのか、考えるとめまいがしそうなくらい。そしてこのひとの新しい作品をもう読めないんだと思うと、涙があふれてきてしまう。
今日会ったばかりなのに。

人の本音が見えてしまう青年・愛と、本音むき出して生きてきたヒロイン・純が主人公の朝ドラ。
シリーズ開始直後は、自分の正論を押し付けてくる純に気持ち良さもちょっぴりはあったが、同時にその何倍もの不快を感じてしまい、「朝からこんなの見るのは嫌だ」とさえ思っていた。朝日新聞のドラマ評でも同じように、不快だとか、視る人がいなくなりますよみたいなきつい言葉を並べられていて、「やっぱりねー」とそのときは思った。
だが、このドラマ評、ちょっと早かったと思う。その後もドラマを見続けていると、その最初の数々のエピソードが、いつもの朝ドラにある「こんなこともあったべな」ではなく、これから始まる物語の前置きであることがわかってきた。つまり、今回の朝ドラは、単純にヒロインの人生を物語るいままでの朝ドラとはちょっと違う、人間関係というものについて考えさせられるドラマなのだ。
純はまっすぐに夢を追い、間違っているものには間違っているとはっきりと言い、困っている人を見過ごすことができない。そのために周囲と摩擦を起こしたり、自分を窮地に追い込んでしまったりしている。そして愛は、人の本音が見えてしまうせいで、街を歩くときも人の顔が見られずいつもうつむいている。この2人を「迷惑な人とかわいそうな人」と単純に見てしまったら、先のテレビ評のように不快でつまらないドラマになってしまう。いまこのドラマをつまらなく視ている人、または視るのをすでにやめちゃった人は、この2人についてきちんと考えてみると良いと思う。まっすぐに他人と取っ組み合う純も、他人との接触が困難な愛も、違うタイプでありながらも同じように人間関係について深く悩んでいるのだ。そしてこのドラマはこの2人を通して、人と関わる事について深く考えさせられるドラマである。
今日の放送では、今迄他人の本音を目にして悲しみ、怒り、諦めてきた愛が、他人を罵り傷つける、今まで表に出さなかった反面を見せた。他人の裏の顔の醜さを嘆いてきた愛にも、裏の顔があったのである。ここで私は、今迄愛が目をそらそうとして、苦しみ逃げ回っていたものは、他人の裏の顔ではなく、自分自身が内面に持っている自分の醜さなのだと思った。内面の醜さは、彼だけが持っているものではない。彼が純以外の人間に必ず見てしまう裏の顔は、ドラマを見ている私にも、誰にでもあるわけで、これはもう他人事ではないのである。
気がついてしまったこれから先、私は彼らと一緒に迷いながら笑顔を探す旅に出ることになる。他人と真摯に向き合い、そして互いが満足できる関係を作るにはどうすればいいのか。それは途方もなく大きなテーマで、それを彼らはどのようにして解決してくれるのか、私はとても楽しみである。純と愛の2人共が納得して笑える結末を迎えることができたら、そのとき私は心から脚本家に喝采を送りたいと思う。
彼女のPVを見て、巻上公一を思い出すのは私だけかなあ?
久しぶりに「純文学」を味わっている。
フィクションだけど純文学と呼ぶのは恥ずかしい作品が多い中で、(こいつなに、えらそうに!)
いあー。参りました。20代で村上春樹をはじめて読んだとき以来の衝撃。
なんといいますか、
美味しいお料理をいただいたあとで、丁寧にナプキンで口物を拭き、ご馳走様でしたと心から思う、
そういう感じで本を閉じる、正統な純文学だと私は思う。

円城塔は今まで読んだことがなかったのです。
今回の芥川賞の2人のインタヴューを見て、そしてこの人の経歴を見て、読んでみようかなって思ったわけで。
どこがヒットしたかって?
んと、研究したいことが研究できなくなったから会社辞めちゃったみたいなところが。
そんなワガママなー(笑)ってもしそれが自分の家族なら思うでしょうね。
こういう理系の人がどんな小説を書くのか、読んでみたいと思ったのです。

まずは昼休み、会社の向かいのJ久堂へ。
芥川賞受賞コーナーを探したが、ない!
てっきり朱書きのPOPを垂らした本の山があると思ってたんですが、
そんなものは、ない!
小説の売り場に行って平積みのところを見ても、ごく平然と本が並んでるだけで、
芥川賞のアの字もない。

文学賞の賞金って安い(100万とか)けど、そのうえ、賞とっても売れないのね最近は・・・・・

仕方ないのでカウンターへ行き検索する。
どこでも読めて収納に困らない文庫本がいいなー。
て 2冊しかみつかりません。。。ハヤカワ文庫。おや、SFのひとなのか。
売り場に行くと、平積みに1作品、棚に1作品。手にとってちょっと悩んで、
『Self-Reference ENGINE』にする。
受賞作はまだ単行本にもなってないかな。たぶん。
でも芥川賞ノミネートの常連なら、いつもいいのを書いてる筈だからこの際何でもいい。
他のがつまんなかったら、受賞はまぐれって思っておけば。(こら

あれやこれや忙しくて、買ってから3日後くらいに漸く読み始めたんだけど
もうね、これ、何で今まで読まなかったんだろってくらい面白い!
リアル描写の文章しか読めない人にはめんどくさくて向かないと思うけど、
久しぶりに脳の休ませてた部分に血が流れたってくらい気持ちよい。
何でこの人が今まで、何度もノミネートされながら賞をもらえなかったのか。
コレが正統な純文学だ!と私は頭の中で叫んだ。(だからナニ

「最近の文学賞なんて、出版業界のバレンタインデーさ。恵方巻きさ。お祭り騒ぎで本を売りたいだけさ」
と冷ややかに見てきたんだけど、
今回は、円城塔に引き合わせてくれてありがとうと心から感謝している。
しばらくはこの人の本を読み漁ってしまいそうだ。


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